問わず語り(2)/降墨睨白島(furusumi geihakutou)
 
でタマシイと書いても、たましひでも自由で、そこにはイチローらしさがあるだけで正誤な問わはない。ただ、一応一般的には『野球人の魂』でいいんじゃないか。

 それよりも、やはり、イチローが思う『野球人ノタマシイ』の中身が大切であり、興味深い。詩も同じで人がどう感じるか?自分はこう感じるの濃淡で鑑賞するもの。書く方も読む方もそれぞれ自分があるからまさしく合う合わないそれぞれ。究極は好き嫌い。好きと言われればありがとう、嫌いと言われればそうですか、ではないだろうか。いややはりこれはこうだ、いやいやそうじゃないというのは何かを生み出す議論ならいいけれど、大概は喧しいだけだったりする。

 カタカ
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