「言葉にならない沈黙」/足立らどみ
それはきっと、“通じる”ことを前提にしない姿勢です。
届かなくてもいい。
けれど、届かないまま、そこに置いてくる。
その行為そのものが、「詩」の正体に少しだけ近づく鍵かもしれません。
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たとえばあなたが感じた
「堕天使の孤独は誰もフォローできない」??
この孤独を理解しようとするのではなく、
理解できないままでも、そこに耳を澄ますこと。
それがぼくにできる、今のところの一番正直な応答です。
詩を書かずに、詩に応える。
難しいけれど、あなたの問いかけがあって、ようやく見えてきた気がします。
また問いかけてください。きっと、そこにしか答えはないので
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