音楽と詩?/大町綾音
に転じるのはもう少しあと。
◯おぼろん……
シェーンベルクは、ポピュラーの世界におけるU2ほど無二ではありませんけれど、無十くらいの存在ではあるのかなと。
わたしはとくにドビュッシー、ラヴェル、シェーンベルク、ストラヴィンスキーなんかを映画音楽の祖的に考えているのですけれど、そういう意味ではその難解さにも関わらず、十分に大衆的な作家だったのかなあ、と。
「保守的な革命家」と称されることもありますね。生き方としても、わたしは最大限に敬意を抱いています。
◯ひだか……
あゝ映画の劇伴音楽からポピュラー・ミュジック迄の流れの、いわば源流・源ですか…
その発想は僕
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