NWSF怪畸幻想譚 斬魔屋カンテラ!!『所謂ゾンビ病について』中・後篇/?任勇梓 Takatoh Yuji
う云つたこまごまとした物まで、安保さんは造つてくれる)から、ケータイを拔き取つた。
「だうやら、もぐら國王、ワクチンの盗み出しに成功したやうです」カン「本当か? でかしたな、國王」テ「これから京都市内で故買屋と會見してから、東京に舞ひ戻る、さうです」カ「取り敢へずは奴を待つ。悦美さんと木嶋さんの病氣が片付いてから、魔界にたつぷり叛撃をしてやるさ」ベルゼブブ、奴の仕業である事は、明白だ- カンテラは直ぐに行動に移れない、自分に臍を?んだ。が、それももう暫くの辛抱だ。
「南無Flame out!!」カンテラは實體化した。テオは少し驚いたのだが、カンテラは大刀を拔き放ち、一人その刃に見入つて
[次のページ]
戻る 編 削 Point(1)