弔辞台本原稿 長男へ/鏡文志
たことだろう。いつまで引きずっているのだ。もう子供じゃないのだぞ」
と。家庭内において兄の弟への暴力行為を黙認し、時に加担すらしていた父が何故それをいう権利があるのか? 父親だから当たり前だと思う人が多いでしょう。本当にそうでしょうか? 私が家庭内において暴力行為やハラスメント行為が繰り返される家に長期に渡って依存を求めていたと思う根拠はどこかにあるでしょうか? 家庭内において暴力行為が繰り返され、父親も加担して抵抗してパソコンを壊した私は次男の正義感により警察を呼ばれ、拘置所へ。そして婦警が妄想を私が喋っていたと取り調べをする警官に告げ、私は精神病院に入院しました。14歳の頃のことです。父親は
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