詩の日めくり 二〇二二年十月一日─三十一日/田中宏輔
せた。作家自身のなかの怪物の存在を。作家はこころから妹に詫びた。その悟らせ方がSFでもあった。彼女は超能力者だったのだ。
ちなみに、つぎのような言葉があって、記憶に残りそうな言葉だと思った。「なんであれ、あっさりわかるようなものにはたいした価値がないんじゃない?」(エリック・ヴァン・ラストベーダー『妖女たち』金子 浩訳、410ページ・8,9行目)
きょうから寝るまえの読書は、『999─聖金曜日』だ。『999』シリーズで、まだ読んでなかったもの。ホラーにも傑作がある。これは、どうかな。
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二〇二二年十月
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