詩の日めくり 二〇二二年六月一日─三十一日/田中宏輔
 
人も超人だった。夫を殺した。男の超人は女の超人を探し求めていたのであった。


二〇二二年六月十六日 「女性コース」


女性コースが選ばれたとき、レバーや砂肝が大丈夫か、尋ねること。


二〇二二年六月十七日  「アトムの子ら」


 10作目は、ウィリアム・H・シラスの「アトムの子ら」天才児童がいた。その児童は、ほかの児童にまじわって自分の天才を隠していた。心理学者の先生がその天才児童のことを知った。その子は、原子力研究所の爆発以後に生まれたのだった。その子と同じ能力のある子を探すところで物語は終わる。


二〇二二年六月十八日 「バーンハウス効果」


 
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