詩の日めくり 二〇二二年三月一日─三十一日/田中宏輔
 
璧を求めても、むなしいだけだ。古書愛が強くて、ヤケもかわいいものだと思われる。まあ、4、50年まえの代物だからな。
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二〇二二年三月四日 「いただいた詩集」


 いただいた詩集は、ぜんぶ読ませてもらうのだけれど、ぼくと齢の近いひとのものは、もう本文を読んだだけでわかるようになった。奥付で確認、みたいなことをしてる。それにしても、ぼくももう61歳だ。近い年齢の書き手の旺盛な作詩力には驚かされる。とくに、藤井晴美さんと草野理恵子さんには。


二〇二二年三月五日 「夜の大海の中で」


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