詩の日めくり 二〇二〇年十二月一日─三十一日/田中宏輔
プゴートとしてGoogleが狙われたかのようにGoogle側が仕掛けたのかもしれない。さいごはわからない。
二〇二〇年十二月二十一日 「プログラム可能物質の時代における飢餓の未来」
5作目は、サム・J・ミラーの「プログラム可能物質の時代における飢餓の未来」ポリマーでできた怪獣が跋扈する近未来の世界で、ゲイの主人公が付き合っていた恋人が浮気をするのを目撃したが黙っていた。後に恋人は災難で死に、恋人の浮気相手は盲目になり、彼を殺そうとするが殺せず、セックスする。
6作目は、チャールズ・ユウの「OPEN」これはSFではなく散文詩だ。彼と彼女がいて、ふたりの部屋に door
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