をはなしをっくるをはなしのちみっぱ/大゜揮∞ ?ぴろき∞?
乙に、
すこし、外で星を見て呉る、と、夕刻前の町の路地に出て、
そこで初めに見つけたモヌの頭を、
自分がされたかったみたゐに、
クシャクシャにつよく照れ隠しに、けれど優しく撫でた。
―行為のモチーフが浮かばなゐときは、
神さまに任せるんだとばかりに、
キラは、ゐつも6ケ所、家の中を
掃除しながら双子の姉の帰りを待つ。
ハバロフスクで「父」と再会してからも、
衝動のように、自分を駆り立てる、
生き甲斐のように、
写真は続けてゐた 。
写真と云っても、今の時代、よりも、
無難な額で、一葉が、
生活するトークンの足しになるパルカのPhalangeでのことだ、
時
[次のページ]
戻る 編 削 Point(0)