詩の日めくり 二〇二〇年五月一日─三十一日/田中宏輔
 
も、伝えることの多い詩だと思った。


二〇二〇年五月二十二日 「悪霊」


 夢を見た。部屋に悪霊が入ってくる夢だった。必死で、悪霊退散、悪霊退散と唱えていた。


二〇二〇年五月二十三日 「蜘蛛女のキス」


@kohimon プイグの作品ですね。ブックオフで108円のコーナーによくあります。


二〇二〇年五月二十四日 「アンティシペーション」


 サンリオSF文庫のアンソロジー『アンティシペーション』を読んでる。まず、イアン・ワトスンの『超低速時間移行機』、ロバート・シェクリイの『隣は何をする人ぞ』を読み直したのだが、まったく内容を憶えてなかった。いま
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