詩の日めくり 二〇二〇年一月一日─三十一日/田中宏輔
 
のときのことだと思うのだけれど、試験勉強のために友だちのところに行ってたときのことだった。遅くなったので、泊りになったのだけれど、なぜかしら、ぼくはムラムラとして、眠りかけている友だちを襲ったのだった。襲ったといっても、眠りかけてるところで、その友だちのチンポコを触っただけなのだけれど。そこから相互オナニーにまで発展したのだけれど、その当時、その友だちには彼女がいて、終わってから、こんなことは二度としないからなと告げられたのであった。


二〇二〇年一月二十六日 「木下」


 錦市場を何筋目か西に行ったところを上がったところに「木下」という名前の喫茶店があった。父親と弟とよくいっしょ
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