詩の日めくり 二〇二〇年一月一日─三十一日/田中宏輔
 
たので、銭湯に通っていたのだが、お湯から上がるとき、100まで数えるように言われていた。ぼくはちゃんと100まで数えてからお湯からあがったのだけれど、子どもって言われたようにするから、そうしていたのだと思うけれど、いまのぼくじゃ、100まぜ数えなくて出てきてしまうだろうね。


二〇二〇年一月二十一日 「無責任な言葉を発しないでください。」


 無責任な言葉を発しないでください。無責任な言葉を発しないでください。無責任な言葉を発しないでください。無責任な言葉を発しないでください。無責任な言葉を発しないでください。無責任な言葉を発しないでください。無責任な言葉を発しないでください。無責
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