詩の日めくり 二〇一九年七月一日─三十一日/田中宏輔
って異なります」
と言われて、ぼくにはチンプンカンプン。
ぼくのイデアについて考えてた語義は
プラトンが書いてたイデアだったのだけれど
プラトンのイデア自体、単純なものではなさそうだった。
二〇一九年七月二十三日 「詩論」
存在するのに形式は必要か?
形式が存在するためには、存在するものが必要であるが
存在が存在するためには形式を必要としていないのではないか?
そうだろうか?
形は目のなかだけではなく
耳のなかにもある。
感覚が捉え得ない形式もあるのではないか?
それを形式と認識もできないのに、形式と呼ぶってこと?
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