詩の日めくり 二〇一八年八月一日─三十一日/田中宏輔
 
ジー『死の姉妹』のつづきでも読もうかなと思っている。むかし読んだけど、例のごとく、いっさい記憶にないのであった。

 譲った本がまた欲しくなった。『厭な物語』というアンソロジーだ。ただ一作フラナリー・オコナーの作品が再読したかったからだが、このフラナリー・オコナーの全短篇集の上下巻も手放してしまったのであった。まあ、読み直したいのは、『厭な物語』に入っている「善人はなかなかいない」だけだけれど。


二〇一八年八月九日 「ソーリー。」


 けさは6時すぎに起きた。隣人が大きな音でテレビをつけてて、その音で目が覚めたのだった。2時間くらいの睡眠だが、もう眠くない。お昼から夜の9時半
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