詩の日めくり 二〇一八年八月一日─三十一日/田中宏輔
のつづきを。いま200ページだけど、537ページまであるから、5分の2である。デュ・モーリア、優れた描写力だ。イギリスの女性作家、たとえば、P・D・ジェイムズ、アンナ・カヴァン、ヴァージニア・ウルフのようによい作家たちが多い。
二〇一八年八月二十四日 「デュ・モーリア」
デュ・モーリアの短篇集『鳥』を読んでて思ったのだけれど、ぼくって、なにかを食べているかのように、本を味わって読んでいるような気がする。デュ・モーリアの翻訳がいいというのもあるだろう。まことにおいしい食べ物を食べているような気がする。読書において、ぼくはグルメだろうか。どうだろう。
徹夜で、いままで、
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