詩の日めくり 二〇一八年八月一日─三十一日/田中宏輔
 
うは、お客さまに、「ツボ専」という言葉を教わった。「オケ専」という言葉は、棺桶に片足を突っ込んだようなジジイを好む若者のことで、ぼくも目の当たりにしたことがあるのだけれど、「骨壺」に入ったようなジジイを好む若者がいるらしい。90歳越えだよね。

 柴田 望さんから送っていただいた詩誌『フラジャイル』第3号を読ませていただいた。林 高辞さんの「詩集だけが残った」がおもしろかった。ぼくも、トイレをしているときや、湯舟に浸かりながら、本とか詩集とかを読むので、トイレをして、うんこを出してるときに、重要なところを読んでることがある。

 きょうも寝るまえの読書は、デュ・モーリアの短篇集『鳥』のつ
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