詩の日めくり 二〇一八年八月一日─三十一日/田中宏輔
い。秋になって、涼しくなってから、と思っている。
コードウェイナー・スミスの短篇集『三惑星の探究』のつづきを読んでいるのだが、ところどころに出てくる人間への観察の行き届いたまなざしが、すてきに表現されている。付箋だらけだ。やはり読む価値のある作家だ。再読する短篇もあるだろうけれど、それもまた楽しみだ。なによりも忘れているからね。
二〇一八年八月十四日 「藤井晴美さんと倉石信乃さん」
いま日知庵から帰った。きょうは、塾のあと、帰りに日知庵に寄って、お酒をのんでいたのであった。帰ってきたら、郵便受けに、3冊の本が届いていた。2冊は、Amazon で、ぼくが買ったデュ・モー
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