詩の日めくり 二〇一八年四月一日─三十一日/田中宏輔
 
、なんか狂気に陥ったように、その言葉を求めて考え込んでいた。夜になって、日知庵にバイトに行って、そのとき、こられてたお客さんに尋ねたら教えてくださった。女子大生の子に「授業のカリキュラムとか書いてあるもの、なんていいました?」と尋ねたのだけれど、あした一限目からなのよとか話をされてたので、教えてもらえるかもしれないと思って尋ねたのだけれど、その単語って、「シラバスですか?」と言ってくださったので、ようやく自分のさがしていた言葉に辿り着くことができたのだった。こんど、シラバスを書くことになったのだった。


二〇一八年四月二十二日 「ページをめくれば」


 ゼナ・ヘンダースンの短篇集『
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