詩の日めくり 二〇一七年四月一日─三十一日/田中宏輔
 
手をかざしてゐるのが精一杯。


 うんこの詩もすばらしいが、この実存的な詩もすばらしい。岩波文庫の『金子光晴詩集』は、清岡卓行さんの編集が入っているので、その目から逃れた詩篇についてはわからないけれど、「もう一篇の詩」か、「死」のどちらかが、ぼくの選ぶ「金子光晴ベスト」かな。

これからお風呂に入ろう。それからコーヒーを淹れて、ちょっとゆっくりしよう。

コーヒーを先に淹れた。

 遅がけに、日知庵に飲みに行くことに。10時くらいに行くと思う。きょうは、自分の鼻水で遊んでいて、岩波文庫の『金子光晴詩集』のページを(耳のところだけどね)傷めてしまって、自分で自分を傷つけたことにシ
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