詩の日めくり 二〇一七年四月一日─三十一日/田中宏輔
にショックを受けたけど、いい勉強になった。自分の鼻水では、もうけっして遊ばないこと。
二〇一七年四月二十七日 「金子光晴の詩」
きのう、岩波文庫の『金子光晴詩集』で、付箋した箇所をツイートしてみようかな。こんなの、ぼくは選んでるってことで、ぼくの嗜好がよく出ているんじゃないかな。まあ、いろいろな傾向のものが好きだけどね。きょうは休みだから、ひまなんだ。
金子光晴 「章句」F
落葉は今一度青空に帰らうと思つてゐる
落葉は今一度青空に帰らうと思つてゐる
金子光晴 「渦」
馬券をかふために金のほしいやつと
金がほしいために馬券を買ふやつとの
半
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