詩の日めくり 二〇一五年十月一日─三十一日/田中宏輔
吸」
神経科医院がめっちゃラッキーではやく終わったので、きみやさんに行ってたら、まえに付き合ってた子から電話があって、いそいで帰って、それから二人で買い物して、部屋で邦画のホラーをいっしょに見て、いま見送ったところ。毎日のように、まえに付き合った男の子(複数)といっしょに過ごせて、すばらしい(であろう)未読の本が数百冊あって、すばらしい音楽を聴いて、おもしろいDVDを見て、仕事もいっしょうけんめいして、なんちゅう幸せな日々を過ごせているんやろうかと思う。20代のときは、生きているのがきつかった。30代も、40代もきつかった。50代になって、ようやく、人間らしい呼吸を人生のなかですること
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