詩の日めくり 二〇一五年十月一日─三十一日/田中宏輔
 
なありふれた日常の瞬間こそがおもしろい

あご?
笑ってはいけないと思って
笑わなかったけど
あとで
えいちゃんに話して
ふたりで思いっ切り笑った
あご?
子どものときは
ガラガラのおもちゃに目を奪われる赤ん坊のように
キラキラしたものに目を奪われてた
いまは平凡な日常の瞬間がおもしろい

 きのうと、おとついの日知庵での経験を書いておく。おもしろいし、貴重な体験だったのだもの。まず、おとつい、10時から10時半のあいだくらいにこられた二人組のお客さんの話。お二人とも40才は越されていたと思う。もしかしたら50歳近かったかもしれない。同年輩の方たちだと思われたのだが、じ
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