詩の日めくり 二〇一五年十月一日─三十一日/田中宏輔
い狭い道を通るのだが、いまのぼくには細い狭い道だが、清水寺のすぐそばに住んでいた、ぼくが子どものときには、狭い道ではなかった。大きさというのは相対的なものなのだろう。寺の名前は忘れたが、清水寺に行く途中に寺があって、よくそこの境内で遊んでいた。
二〇一五年十月五日 「再生力」
ふと、傷ややけどのことを思い出した。子どものときにけがをした痕ややけどをした痕が残っていることもあるけれど、時間がたつと薄れていくことが多く、また痕が残らない場合もあったのだが、齢をいくと、再生力が弱まっていくのだろうか、子どものときよりも傷の痕が残りやすくなっているような気がする。
二〇一五
[次のページ]
戻る 編 削 Point(15)