詩の日めくり 二〇一五年二月一日─三十一日/田中宏輔
況のものがあって、びっくりした。いや、びっくりすることはないのかもしれない。ぼくだって、現実の自分の状況ではない状況を作品に織り込むことがあるのだから。くくくく、と笑う男が主人公の散文詩の連作が、とりわけ印象的だった。自分より20年くらい若い詩人を、大人の書き手だなと思ったのは、たぶんはじめてだと思う。より広く読まれてほしいと思う数少ない書き手。
二〇一五年二月十九日 「ウンベルト・サバ詩集」
いま日知庵から帰った。ジュンク堂では、キリル・ボンフィリオリの『チャーリー・モルデカイ』1〜4までと、ウンベルト・サバ詩集を買った。サバのこの詩集は買うのは2回目だけど、さいしょに買ったのは、
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