リズム、グルーブ、その連続/ホロウ・シカエルボク
のかもしれない、だけど一度追いかけ始めたのなら決してそれを止めるべきじゃない、もしかしたら自分の鼻先に吊るされた餌がなんなのかなんて話はどうでもよくて、ただただそいつに釣られて動き続けることが大事なのかもしれない、リズム、グルーブ、その連続、精神と魂はそれによって再生され続ける、人間は半永久機関だ、動力は自分自身のすべてだ、それが自己表現の真実だ、少なくともそうすることで俺は生命を先へと進めてきた、無自覚にならず、無意識のままに…もちろん、そう、そんなものに浮かれていなければ、こんなふうに身体のバランスを失ったりすることはないかもしれない、回転数が変わり過ぎるのさ…だけど、だからこそ、より変化をも
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