詩の日めくり 二〇一四年七月一日─三十一日/田中宏輔
 
日知庵から帰ってきてから、鼻くそ、ほじくってたら、あっ、とかいう声がしたから、指先を見たら、25年まえから行方不明になってた父親がいた。ぼくも、あって言って、ブチッて、指先で、父親をひねりつぶした。

二〇一四年七月四日 「FBでのやりとり」

 FBの友だちの韓国語のコメントを自動翻訳したら、「最低の稼動時間が数分を残して日ぽんと鳴る何か子供を吸う吸う」って出てきて、ちょっとビビった。めちゃくちゃおもしろかったから。台湾人の友だちたちの会話を翻訳したら、「初期の仕事に行く」「美しいか?」「実質的に頑丈です」「恩知らず!」だって、笑っちゃった。「恩知らず!」の言葉がインパクトある。それに詩
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