詩の日めくり 二〇一四年七月一日─三十一日/田中宏輔
 
んだつぎの日のうんこは白だった。

 ことし出した詩集『ゲイ・ポエムズ』に収録してた散文詩を読み直していて、京大のエイジくんのことで、詩に書いていないことがひとつあることを思い出した。「たなやん、たなやんって、オレ、ノートに何ページも書いとったんやで。」このときのぼくの返事は「ふううん。」やった。バカじゃないの? 書いたから、なんなのって思った。

 父親が、むかし、犬を洗うために洗濯機に入れたことがあって、弟が発狂したことがある。きれいになれば、いいんじゃないのって、ぼくは思ったけど。

 たまに混んでいる。ぎゅんぎゅんに。なんでさばけている。ぽあんぽあんに。横にすわった大学生の足元
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