I Won't Grow Up/ホロウ・シカエルボク
しないのさ―皿を洗った後は少し身体を鍛えた、肉体がリズムを維持し続けるには、トレーニングはしないよりはしたほうがいい、自分にとってちょうどいいリズムというのは、生活の中に自然に溶け込んでいく、ライブの時にドラマーが耳に突っ込んでるクリックみたいにさ、そのリズムによって活動する自分というものが出来上がる、もしもそいつがなにかしら文章を書いたりしているなら尚更だ、それは自分自身の奥深くをまさぐるのに絶対に役に立つ、そして損をすることはない、だから俺はある程度のトレーニングを欠かしたことはない、どこかが弛んだり浮腫んだりすると、それだけ反応速度は遅くなってしまう…俺は、持論というのはある程度イメージとし
[次のページ]
戻る 編 削 Point(1)