19歳の不安/七尾きよし
ねきして誘うんだ。おいでって・・・・・・・・・」
俺、はたちになれないんだ」
女「どうして」
「誰かが言ったんだ胸の中からぎゅるぎゅるこみ上げてくるもわとした渦渦ん中で・・・・・・・・・」
「さよなら。 悲しい? 分からない。 ううん嫌だ。 暗いところへ行くのは・・・・・・・・・」
「今日だけは一人にしないで 明日になるまで俺を抱きしめてて お願い 君を愛してる何の疑いもなく なんで死ななきゃいけないんだ 俺だけ 一人ぼっちで・・・・・・」
男の声が消え、しばらくの沈黙が空間を埋め、思い出したかのように老人の声はまたも続ける。
「不安とは・・・・・・」
そして男
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