風に問う/水菜
 
は もう既に変わっていると
わたしのなかのそれが囁くから 知っているから
わかるの 風に問うのはそこではなくて
変わるのは当然でしょうとそれを疑わないわたし
変わることで自然と離れた執着していた人
考え方イコール全て わたしが過去のわたしが必要とし大切としてきたものたち
それらを否定はしないしそれらを求めようともしない
わたし その頃のわたしには戻れない
わたし 過去のわたしを知らない
それを風に問いたいの
それでも良いでしょう?って
問いたいの

変わっていくものだから
全ては変化していくものだから
わたしも時代も求められているもの求められていくものも そしてあなた
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