創作童話詩/水菜
 

どこまでも上へ











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  『annna』

「アンナは、つま先立ちして、あの箱を取っただけなんだよ」
ドンドンドンドンゴンゴン
ゴルゴンゾーラはフックベリーをこうしごってクラウンベリーをとぉいった

フランクフルトにシャーベットが舞った時
クラウンベリーは自動車整備工場で働いてた
オイルの匂いに酔いしれながらそのうち訪ねてくるあの娘の帽子を思い浮かべてた
あの娘は決して顔を見せない
そばかすが散るあの娘

クラウンベリーをゴルゴンゾーラは嫌いだったがゴルゴンゾーラの素
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