創作童話詩/水菜
ぐちゃになっちゃう!僕が僕の僕を僕に僕へ僕と僕から 僕から!
真っ赤な夕焼けが僕に迫ってくる。
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『泉』
滾々と湧き出す泉の真ん中に緒が切られたばかりの赤子がおりました。
嬰児を捧げるように空に上げてる母親は
少女のよに瑞々しくそれは12の頃でした
彼女を突き刺す長い槍は大人二人が手を広げても届かない見事な羽を広げたペガサスが泉の底から引き揚げたものでした
誤って少女を貫いてしまったペガサスはあまりの罪の意識に正気を失ってしまいました
透明なその槍を少女は粉々に噛み砕くと泉にきらきらと撒き散らしました
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