よるがきこえる/ねなぎ
が
吹き付けてく
田舎と
違って
アノヒト
デンワ
デナイ
ドコニイルノ
ホントニ
都会の夜は
物語が
散らばり過ぎて
雑音になっている
アノヒト
ゲンキカナ
チャント
タベテルノ
騒がしい
光が
大き過ぎて
耳元でなきゃ
聞こえやしない
マタ
サンニンデ
ノミタイネ
ワタシ
ウタウヨ
夜が聞こえる
朝方までに
夜が聞こえる
アノヒト
カエッテキタラ
シラセテネ
モウ
オコッテナイヨ
多分
僕には
聞こえていた
イマハ
オミセシメテ
トモダチノ
トコロダヨ
あの頃に
聞いて
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