ある雨の憧憬/涙(ルイ)
 
選ぶことが
君にとってのいいことだったていうの


聞きたいことがあとからあとから出てくるのに
その答えを聞くことは もう二度とないんだって
思い知らされるたびに 打ちのめされてしまうんだ
   


           ねえ もしアタシが死んだら
           アナタ 嘆き悲しんでくれる?


           アナタは生きてくれなきゃダメよ
           だって アナタが死んでしまったら
           誰がアタシを 思い出してくれるというの?






いま ようやくわかった気がするよ
君は誰かの思い出になりたかっ
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