不思議の杜/梅昆布茶
 
不思議なんて忘れていた頃 ときどき肩をたたかれる 遊ぼうよ あの頃のように
あんたはどうせ枠にはまれないさ だったらいっそ逸脱の限り 尽くしてみたらいかが?

なにも担保にならない 自分さえも ため息ばっかりついてんなよ
改行も忘れた詩は 似非詩人の証拠なんだな 人生をひきうけろよな

不思議って僕のともだちだったのかなあ とっても好きな時もあったさ
いいんだどうせ人生はじゃんけんで決まるようなもの
あんたが負けたって あんたのせいじゃないし

もっと不思議を増やしたい できれば栽培して出荷したい ださいたまの特産品だんべ
地消地産 自画自賛 アナーキストだって 思想を持ちた
[次のページ]
戻る   Point(14)