不思議の杜/
梅昆布茶
ちたいんだな
不思議はいつも僕のともだち 優しくひっくり返されて くるんと着地して
そんな風に生きてきた でもさ ちょっと疲れる時もあって 休んだりもするんだけれども
漁師が網を打つように 僕は 人生から何を 獲得するのか
あるいは人生は 喪失の営みなのか 誰も教えてはくれない
不思議は僕のポケットにいつもはいってるんだ 人生の携行品さ
不思議の森は僕の中にあるんだ
戻る
編
削
Point
(14)