【批評祭参加作品】 現代ホラー映画50選(2)/古月
つものだったが、だんだんその手口は派手にエスカレートしていく。もう普通のやり方では飽き足らないらしく、伽椰子も日々殺しの新機軸を考えているんだろうなあと思わせる面白さがある。
個人的にはだいたいどの作品にも不満はないのだが、唯一『呪怨2』だけはクライマックスのナニコレ感と、期待したわりにはテレビクルーという要素を上手く扱いきれていなかった点でガッカリした。
なお、シリーズの外伝(?)である『呪怨 白い老女』と『呪怨 黒い少女』は未見(というかあまり見る気がしない)ゆえ、ここでは触れない。
余談だが、ハリウッド版呪怨の三作目『呪怨 ザ・グラッジ3』の監督を務めたトビー・ウィルキンスのハリネズミ
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