私が私であるために/涙(ルイ)
 
躰中のやりきれなさを振り起こして
もう 誰も私を止められない
誰も私を縛りつけない
私は あなたじゃない
私自身に変わっていく


理性で抑し殺して生きるのはとっても窮屈だわ
頭でっかちに出した答えなんて
どうせ大したもんじゃないんだし
それよりも いま動き出したくてうずうずしている
この感情だけに素直になればいいわ
だって私は自由
いつだって自由が許されているんだから

同級生だからって ともだちなんかじゃなかった
彼女たちはただ 私を笑うだけだったわ
先生たちにも嫌われてたの
学校はいつも 私に冷たかったのよ
それくらいのことで騒いでいたら
心がいくつ潰
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