飾り/おるふぇ
 
利な先端で

ふしている あの そうあの胸騒ぎ


欲、少なく
幸、多く



胸騒ぎ は 才能のない己を 責めたてる

空漠、 ただ並べられたことばが 灰のように舞う




貴女のしあわせ
ねえ、ふるえてるのはどうして
とびたてないのはどうして
怖がりなだけなの
ひろいあつめたはねは
貴女を飾るだけ


うたえるか、
オルフェウス

ないけど
自信

んなもん、
出しゃいいだけだろ

え、でも
そういわれても

ちっさいな
ついてんだろ、ほれ

うう
ううう、




それはウソじゃない
貴女はしあわ
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