飾り/おるふぇ
あわせ
どうなっちまうんだろう
終わらないんだろう
思い出す、
ずっと眠っていただけということ
ああ、そうか
貴女は夢だったんだ
違う、
本当だったんだ
ここに はね、
おちているから
(晴れた空をみあげる)
思い出す。
貴女の躰の中ではなしていたこと
とおい記憶のどこかで
ふかい感情のどこかで
(絶望と希望、それ以外の、それ以上の)
うたっていた歌
泣いていた時間
ひろいあつめたのは、
貴女だったんじゃない
しあわせだったのは
しあわせだったのは
シアワセダッタノハ
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