炭素循環 ☆/atsuchan69
械をむりやり縫いあわせて
斯くもけだかき永遠不滅の霊魂は、
さまようゾンビのごとく 腸を長くひき摺り、
ついには気のふれた蛸のように、
自らの肢体を食べてまでも艱難を生延びた
四
すべての死体現象を経て
腐乱した肉に含まれる低濃度のインドールが
独特な花の匂いを漂わせ、
恋人のように触れあう俺とおまえの胸と胸、
遂げた後のように萎えた憎しみと
共に刺しちがえた深い傷が、
互いにいつまでも誇らしく疼いた
広場では、赤く錆びた給水塔が祈りの雨を待つ、、
逃れの街には今日も死の灰が降下し、
曠野の果てに転
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