食について/んなこたーない
ろで、ぼくはいま風邪をひいていて、タバコを吸うのが辛い。
やはりタバコは身体に悪いな、などといまさらながら考えている。
そういえば、アル中の友達に、酒は身体に悪いよ、などと自嘲気味に語られたこともある。
ぼくらに共通しているのは、中毒ということだが、同時に「身体に悪い」ということを、
それほど深刻に受け止めてはいないということだ。
もしも、タバコや酒を猛毒であると思うのなら(実際にそうかも知れない)、
いくらなんでもキッパリとやめているはずである。
「食の危険」(への不安)も、ぼくはこの程度のものであると考える。
アンディ・ルーニーのコラムを読むと、アイスと肥満の話が度々出てきて、
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