24歳のニール・ヤングがOnly Love Can Break Your Heartと歌っているよ/んなこたーない
 
うと
同情されてしまいそうだが、実際、その程度のものしか知らないというのが偽らざる真実である。
欲望は満たされれば解消してしまう。得恋は失恋と同じくらい悲劇であるという考えもある。
恋愛はとくにセックスが絡むので欲望の占める割合が大きくなるのだろう。
しかし、こんなバカバカしいことがあるだろうか?
何が悲しくてシジフォスを模倣しなければならないのだろうか。
なんにしろ、環境や世代で多少の違いはあっても、「愛」という言葉は、
使えば重いか軽いかのどちらか極端になりがちで、扱いに困る言葉であるに違いない。

今度、ガンジーの自叙伝(世界の名著63)を読んで思ったのは、
かれにはぼく
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