君の声は僕の心に永遠に/はじめ
 
ったが 僕は友人の薦めで詩を書くようになった 僕には才能があると友人が言ってくれたのである そして昔を思い出しながら詩を書いているとふいに君のことを思い出したのである 悪魔は僕の記憶の中から君の声を選んで囁いていたことがあったが うる覚えで君だと感じても大して何とも思わなかったのである 結果悪魔のお陰で君の声を聞くことができたのだが 悪魔は一方的で僕が何と心の中で言葉を呟いても何も答えてくれなかったのである
 僕は君のことを思い出しながら君への伝えられなかった想いを綴っていると猛烈に涙が出てきた 僕はこれまでの歳月を心に浮かべ君の声を思い出し心の中で呟いて涙を流した 書いても書いても傷口が広がっ
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