君の声は僕の心に永遠に/はじめ
 
減らそうとした そして彼女と寝てしまった 今考えるととても後悔している
 真夏に 突然悪魔に僕は取り憑かれてしまった 衰弱しきった心身であったから狙われたのである 誇大妄想が僕を支配し 錯乱状態になり 悪魔の囁きが聞こえてきて僕は教会病院に入院した
 1ヶ月ほどそれらの恐怖が続いた後 僕は君のことを忘れていた 大切だった君をどうでもいいように思っていたのは悪魔のせいだった 退院して花屋で働いていた僕はまだ悪魔に取り憑かれていて 恐怖と苦痛に悩まされていた 2週間に一度教会に出向いて 聖書を聞かされ悪魔払いを少しずつ行っていた
 数年後少し体調が良くなり 依然として昼夜逆転生活は変わらなかった
[次のページ]
戻る   Point(3)