詩集・人生の最中に/生田 稔
 

「白熱」悪い人はわるい人なりにいい人だ
「少年の町」フラナガン神父の広い心と少年の無邪気
「寅さんシリーズ」沢山ありすぎて、一遍だけだったらいいのに
「難船崎の決闘」何にも知らなくて、ナイフのキラリと光るのを
「シミキン・シリーズ」だれからもきかないけど、ごっつうおもしろかった
「おわりに」夢を捨てないけど現実はこわい
「芸術とは何か」ヒュウマニズムなり、サルトルのいうごとく
サタンとは誰か?みんなの言うようにいい人だ
概念のない詩そんなものに走る人の心っていいものだ
もう言わない、芸術よ文明よ永遠なれ
計算があった都合があった下心があったってべつにかまわないではないか
[次のページ]
戻る   Point(7)