白山羊さんからの手紙/はじめ
思います。ぜひ貴方に、読んで頂きたいです。神様の元から、彼の魂も一緒に読んでくれるかもしれません。それでは、本当に有り難うございました。では、さようなら」
私の燃え尽きた心を貴方の死は激しく掻き回す
煤や灰が飛び散り 私の全身を黒く汚す
貴方が太陽のように微笑んで生きていた頃を思い出します
私はこんなに絶望に犯されているのにふっ と笑ってしまう
私はこれから貴方の後を追おうと思います
何も無くなってしまったこの世界で 私は何をすればいいと思うの!!
貴方の死は私から何もかも全てを奪ってしまった
今の私に残っているのは遠い貴方との思い出だけ
今の私に残
[次のページ]
戻る 編 削 Point(4)