5つの報告/んなこたーない
 
持って伝えられる表現だったか」
メディアを通じて騒がれたようだが、それによってどの程度少子化という具体的な問題に危機感を持った
建設的議論が惹き起こされたのだろうか。
概念遊びにはこと欠かないが、それはつまり皮相的なインパクトしか与えられていないということだ。
仮に文学的比喩として見ても凡庸にすぎないが、己の政治生活の危機を招くようでは愉快犯の自爆と大差ない。

4.

ぼくの友達は「女は穴だ」と言ったことがある。ぼくも穴は嫌いではないが、
いわゆる名器に遭遇したことがないので、「穴」限定で、というわけにはいかない。

言葉など直線と曲線、あるいは母音と子音の繋がりでしかない
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