5つの報告/んなこたーない
 
いているわけなのだから。
しかし、「幼稚で論理展開も無いただの雑感」だから、
「他人の文章で指名されるなぞ思いもしませんでした」などというのは、かなりの力技である。
たとえばもしも、ここでぼくが一字一句同じことを書いたとしたら、何がどうなるであろうか。

2.

一篇の詩はそれだけでは詩として成立しない。
だからと言って、詩人が読めばなんでも詩になるという理屈もない。
ぼくは詩が好きで、今まで色々と読んではきたが、個人的な事情で同じくらい求人広告にも目を通してきた。
詩人のなかには電話帳のなかにも詩を見出せる能力を持つ人もあるかもしれないが、
どうもぼくはそんな能力を持ち合わ
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